受講から試験まで自宅でOK牧場
医療事務の資格を取得する主な手段としては、通学と通信講座の2つがあります。どちらも同じように医療事務の資格が手に入るとしたら、どちらを選ぶか迷えるところですよね。
私の場合は、通信講座を選びました。子供の育児をしながら勉強ができることにまず魅力を感じたからです。もちろん、毎日どこかに通うのが面倒だったという話もあります(笑)。交通費が浮くという面では金銭的なメリットもありますね。
通信講座を選んだ場合のデメリットとして挙げられるのが、資格取得後の仕事の斡旋です。教室を構えて専門的に医療事務を教えているニチイのような機関の方が、医療機関とのパイプも太く、就職先を見つけるときに有利だと言われることが多いようです。
しかし調べてみると、そうした大手の資格学校でも、資格取得者に対して求人の数は少なく、競争率は10倍近くにもなるなんて話も聞きます。そうした話を聞くと、就職先の斡旋という面であまりメリットは感じられませんでした。
今にして思えば、実際に通学することのメリットは仕事の紹介だけではなく、同じ医療事務関連の人脈を作れるという点も重要だったのかな?とも思います。医療機関ごとの業務内容や労働条件の違いを広く知っておくことは就職先を探す際に役に立つ情報だからです。