医療事務の実際の仕事内容は事務兼、受付
医療事務の実際の業務内容は、「医療機関で発生する雑用のほとんどすべて」です。
比較的華々しい言い方をするなら、まず「医療機関の顔」というお仕事があります。これは受付業務や電話の応対などがあたります。
その際、初診の患者さんにはカルテの用意なども行います。こういったシーンでは医療の専門知識も必要になるので、資格を取得する際の勉強が役にたつ瞬間です。
診察が終わったら会計も行います。この会計というのが以外とネック。例えば病院ではお昼の12時から13時がお昼休みというのが一般的かと思いますが、12時に終わった診察のカルテは医療事務に回ってきます。
医療事務は、この会計手続きを行う必要があるので、患者さんの数によっては、会計処理が終わった頃にはお昼休みが半分以上つぶれていた、なんていうのはよくある話です。
そして、最もウェイトの重い仕事が裏方の役割にあたる、レセプトのチェックです。レセプトというのは、「診療報酬明細書」と呼ばれる書類で、医療費を計算するためのもの。薬や処置、検査などに点数を付けて計算します。
最近は、計算自体コンピューターで行うので、実際にはデータの入力が主な作業内容ですが、かなり手間と時間のかかる作業。毎月提出の時期になると残業徹夜は当たり前となるのは、まさにコレが原因なのですね。
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