大手病院は安月給で地獄の苦しみ?
これは以前に大手の大学病院で働いていた友人から聞いた話ですが、やはり中、大規模の医療機関での医療事務の仕事というのは大変のようです。
医療事務の仕事の中で最も大きな負担となるのがレセプトの作成ですが、扱う患者さんの数が多いぶん、作成しなければいけないレセプトの数も半端じゃないそうです。
そして、作業量が多いからといってそれに見合うだけの人員が確保できているかと言うと決してそんなことはないケースが多いとか。医療事務というと、病院では雑用係のように思われがち。特に大病院にもなれば、そんな医療事務の仕事量の管理にまで十分な注意が払われることが希であっても不思議ではありません。
条件面でも厳しいケースが多いようです。私の友人の話では、朝の7時から忙しい時期では朝の4時まで働かされ、月の収入は10万チョットとか(派遣会社に派遣手数料を差し引かれての額)。個人開業医さんのところで仕事をしている私の経験と照らし合わせると、より過酷な労働で、より少ないお給料です。
また、大きな医療機関では古くからいるベテラン(年増)の医療事務さんたちの間でつまらない派閥争いなどもあるようで、労働環境すら快適とは呼びがたいという話も聞きます(苦笑)。
というわけで、個人的には中、大規模の医療機関には、就職先としてあまり魅力を感じないというのが、いまのところの正直な感想です。
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